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SEO対策の基本

タイトルの付け方

タイトル名は慎重に決定

「自分の好みだから」「人目を引きそうだから」なんていう理由でタイトル名を付けていませんか。しかし一般には、どういうキーワードで自分のホームページが検索されたいか、その検索結果を意識した付け方をしないばかりに、優れた内容で有りながら下位に甘んじているホームページが大変多いのが現状です。この落ちこぼれ状態になるか否かは、ロボットがサイトをインデックス(クロール)する時点から始まります。ロボットは構成するHTML言語の中でも、特にタイトル<title>名を特に重要視して収集し、それを独自のアルゴリズムで検索結果に振り分けます。一度付けたタイトルを途中変更すると、データベース化されるまで数ヶ月以上待たなければ検索結果に反映されません。タイトル名決定はエネルギーを費やしましょう。

タイトルの中でのキーワードの記入のしかた

ところで、検索に引っかかりやすくする為には、タイトルタグの中に、キーワードを埋め込むことはご存じだと思います。 ここではその際の注意事項を確認してみます。

制限文字数の中でキーワードを吟味する

まず検索結果で表示されるタイトルの文字数は検索エンジンによって決められています。

たとえば Google と Yahoo は現在、以下の文字数になっています。
  • Google.........全角20文字(半角40文字まで)
  • Yahoo...........全角40文字まで(半角80文字まで)
もちろん、これ以上の長さでも検索対象にはなりますが、やはり表示されなければユーザーの判断が曖昧になりがちですから規定の文字数で納めておいたほうがいいと思います。

これは「キーワード出現頻度」と「キーワードの重要度」との関係においても意味があることなのです。

つまり、タイトルの長さとキーワードの重要度の関係は
  • タイトルを長くするとキーワード出現頻度が低くなり、キーワードの重要度が低くなる
  • タイトルを短くするとキーワード出現頻度が高くなり、キーワードの重要度が高くなる
ですから、タイトルに不純物をいれ、いたずらにタイトルを長くするようなことは得策ではありません。

たとえば、<title>何とかの何々で〜す!是非ご覧くださいね!</title>

のような書き方です。 思惑とは裏腹の最悪のパターンだと云って良いでしょう。
また■や□、◇、★♪あるいは !などの特殊記号も無駄のひとつです。目立ちはしても、Googleでは検索結果に反映されません。 中小の検索エンジンでは、登録対象にならない場合もあります。また、文字と文字の間を不自然に空けたりするのもやめましょう。

<title>あいうえお</title>と書くべきところを
<title>あ い う え お</title>のように書くことは、わざわざ無視してくれるように促しているようなものです。

次に、こういう制約されたタイトル文字数の中で、だいじなのは「キーワードの並べ方」です。結論から先にいうと、
キーワードは優先順位に書いていく
ロボットはページの上部、つまりHTMLソースでいえば、BODYタグの直下に近いキーワードほど、重要とみなします。これはタイトルタグにおいても同様です。

ページ内容に対してそのキーワードの重要度が A→B→C であるものを C→B→A のように書くのは少しも得策ではありません。素直に、A→B→C の順に並べるべきです。


タイトルはH1タグで書く

通常、SEO用語でいうところの「タグの重みづけ」からすれば、その力関係は H1> H2 > H2 > H3 > H4 > H5 > H6、プラス strong > em だということになっていますので、タイトルはH1タグで書くのは自然です。

ところでH1タグが実際にはどのように表示されるかということですが

<h1>キーワードサイト名</h1> のようなソースを書くと

キーワードサイト名 のように表示されてしまいます。これを
キーワードサイト名
のように表示したい場合は、ページソースの<head>〜</head>内に、

<style><!--H1{font-size : 10pt;font-family : "MS UI Gothic";font-weight : bold;color : blue;}--></style>

のようなスタイルシートを書いておけばいいのです。

ここで問題にしたいのは、いわゆるCSSでフォントサイズを変更するとスパムとされてしまい、検索エンジンからペナルティを科せられるとうものです。つまり、ある日、データベースから削除された、検索結果の順位が下がった、ページランクが落ちてしまった......よくよく調べたらH1のスパムをしていたという記事を見たことがあります。いわゆるスパム行為と判断されてしまうということです。

しかしこれまで関連のサイトでこの件に関する説を拝読しまたが、スパムと断言している方は少ないように思いました。また、スタイルシートで文字の大きさを加工していないサイトが少ないのが現実です。良識の範囲での使用を心がければ問題無いというのが私の個人的な考えです。

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